1964年(昭和39年)秋。東京オリンピックが目前に迫っていたが、谷田部みね子(17)は今ひとつ実感が湧かない。みね子は、茨城県の北西部にある山あいの村・奥茨城村(※)で育った。交通の便が悪いため、同じ関東なのに東京は遠い世界のように思える。みね子の家は6人家族。不作の年に作った借金を返すために、父は東京に出稼ぎに行っている。高校を卒業したら、農家の仕事を手伝って祖父と母に楽させてあげたい…。そう思っていたみね子の人生は、お正月に父が帰ってこなかったことで一変する。
156 エピソードs
2017
4 エピソードs
2019
慎ましい新婚生活を送るみね子と秀俊。ふたりはいつか自分たちの店を持つことを夢見ていた。一方、赤坂では省吾と愛子がすずふり亭の今後を話し合っていた。
Mineko Yatabe