エミー賞に輝くヒットメーカー、ディック・ウルフ製作総指揮の「シカゴ・メッド」は、シカゴの街で最も新しい医療センターの救急外来を舞台に、混乱の毎日が続く現場で奮闘する医師と看護師とスタッフの活躍と私生活を描く緊迫と感動のドラマ。
心臓胸部外科のフェローシップを開始したコナーは、指導医レイサムの風変わりな性格に困惑する。ウィルは指導医になり、元消防士で研修中の医学生ジェフに院内のルールに従うよう厳しく注意する。結核の可能性があると診断されたエイプリルは、うつすことを恐れて恋人テイトから距離を置く。チーフ・レジデントに昇格したイーサンは、新しいシステムにより病室を管理しようと張り切る。
衛生兵ハヴィエルが1日見習いに来た。3ヶ月後、初めて戦地に赴任するため、発砲事件の多いシカゴのEDはいい訓練になるはずだ。さっそく銃創を負い路上に置き去りにされた若いギャング、マルコの治療を手伝うことに。銃弾が際どい位置に残っており大動脈が傷つけば命が危ない。助かったらちゃんと生きろとイーサンは諭すが、マルコは復讐しか考えていない。
土曜日、ウィルは、マギーの親戚が一堂に会したバーベキューに参加。帰郷した姉のデニースに紹介される。しかしなぜか落ち着かない彼女は、早々に帰ると言って車に乗り込んだ。ところが発車直後、衝突事故を起こす。突然失明したのだ。急遽シカゴ・メッドに運ばれた彼女は、ウィルの処置で視力を取り戻すとすぐに帰ろうとした。マギーが説き伏せ検査を受けさせたところ…。
ナタリーはジェフと、ウィルはニーナと仲良く出勤。2組の交際はみんなにバレていた。EDには、自宅で倒れた80代の認知症男性ホールが搬入された。胸腺腫の疑いがあるとわかると、若い恋人ローリーは切除して欲しいと懇願。しかし息子トムは、父親は延命治療を望まないと拒否した。病院は緊急会議を開き、代理人である息子の判断に従って手術しない方針を決めたが…。
ウィルとニーナは、市内のマラソン大会に出場。エイプリルとノアは救護所で怪我人などの手当を担当した。そこへ人が車に撥ねられたとの知らせが。重症を負ったイグナシオは肺虚脱を起こしていた。通行止めと猛暑による停電で救急隊の到着が遅れる。チェストチューブを入れないと危険な状態だが、エイプリルもノアもその処置をする資格がなく、病院からはウィルたちの到着を待てとの指示が…。
非ホジキンリンパ腫の少女ヘイリーが黄疸と意識障害で救急搬送される。急性肝不全から脳浮腫を起こしていた。脳圧を下げる処置と透析を行ったが、改善しなければ肝移植が必要になる。もう長くないとわかっていたが、ナタリーは両親に嘘をつき、希望を持たせてしまった。
エイプリルは数ヶ月保留していたテイトのプロポーズを受け、指輪を受け取った。ウィルが家賃の支払いに苦慮していると知ったノアは、自分が始めた出張治療ビジネスに誘った。さっそく体験版の患者から依頼が来た。鼻血が止まらなくて困っていたIT社長エリオットをあっさり治療し、格安の均一料金をもらって終了、と思われたが…。
サラとイーサンは、朝までダニー捜しを続けたが収穫はなく、夜出直すことにして出勤する。同棲を始めたウィルとニーナはラブラブ出勤。しかしナタリーにはこれが打算に思えた。エイプリルは結核の発病とともに、妊娠が発覚。テイトとこの知らせを喜びあった。チャールズは、娘とコナーの接近を心配し、かかりつけの精神科医に打ち明けた。
エイプリルは、数週間に及ぶ結核の治療を終え職場復帰したが、超音波診断で胎児に無脳症の可能性が出て来た。テイトは中絶を提案するが、エイプリルは拒否。2人の間に溝が生じる。EDに、格闘技の試合で対戦し負傷した、リッキーとサイラスが運ばれた。
昨年マギーを逮捕したケイト・ウィンダム巡査が、不慮の事故に遭い意識不明の状態で搬入。すでに脳死していた。突然の出来事に夫ダリル・ウィンダム警部補は茫然とする。巡査は臓器提供に登録していたため、マギーが手続きをすることに。しかし過去の事件を知っていた同僚プラットが交代を要求。グッドウィンは夫の気持ちに配慮し、エイプリルに交代させた。
バスケをしていただけの若者が何者かに撃たれて死亡。繰り返される現実に苛立つイーサンは、この夜、特別な患者を受け入れるようグッドウィンに頼んでいた。夜間シフトの始まりとともに、3人のティーンが担ぎ込まれた。麻薬の過剰摂取らしく、ルディは凶暴で手がつけられず、リックは鎮静剤を打たれて静かになっており、少女は発作が治まらなかった。
ストールが病院のプロモ制作をするため、カメラが入った。そこへ、動悸息切れで倒れたジェイソンが搬入された。レントゲンで、内臓がすべて左右逆の全内蔵転位症と判明。心臓弁膜症と診断され弁置換術をすることに。コナーは単純な左右の切り替えと考えていたがレイサムは違った。そこでリハーサルを行うことに。
ロックアイランドの病院から、大動脈解離を起こした市長の娘に自己弁温存基部置換術を施すよう依頼が来た。この珍しいオペに挑戦したかったコナーはレイサムに頼み込む。自分の経験にもなると考えたレイサムはこれを承諾。オペ中、向こうの外科医たちからの鋭い指摘に動揺するコナーをレイサムが助ける一幕も。オペは成功し、市長たちからバーに誘われた2人。
猛吹雪で車12台がからむ玉突き事故が起き、多数の負傷者が出た。シカゴ・メッドには、車内から救出された4人家族、車両爆発で全身火傷を負ったロッド、意識を失った妊婦ディーナ、その他の急患が搬入された。交通機関が麻痺したため、限られた職員と備品で乗り切るしかなかった。患者の重症度を見極めるトリアージを任されたレイサムは…。
エイプリルはマギーと、子どもの名前を考え始めていた。そこへ、ビルの33階から落下して一命を取り留めた窓清掃員が搬入される。グッドウィンから、マスコミが注目するからTV出演の準備をしてと囁かれたコナーは、全身にひどい損傷を受けた患者を必死で処置し、駆けつけた両親にも前向きな説明をした。頭部CTを見たエイブラムスは匙を投げたが、コナーの説得で開頭術を決行することに。
流産直後のエイプリルは、自宅にいても落ち着かず出勤。そこへエクアドル発の飛行機内で呼吸困難に陥った少女ブルーナが搬送された。母親ズウミーラが、生まれつき心臓の悪い娘を専門医に診せるため渡米したのだ。ブルーナはファロー四徴症という先天性心疾患とわかり、緊急手術が行われることに。具合が悪そうにしていたズウミーラはトイレにこもって吐き続ける。心配して中に入ったエイプリルが目にしたのは…。
朝、普段通り出勤し、挨拶をかわしたウィーラーがベランダから投身自殺した。職員の間に激震が走り、EDは重苦しい空気に包まれた。誰もがなぜ彼を救えなかったのかと自問した。15歳ケヴィンは引っ越しの段ボールを運んでいて階段から落ちた。母親デビーは最近息子の動きがぎこちないと心配する。検査の結果は肋骨の骨折と腎臓損傷。
新人看護師モニークがマギーによる技能研修を受ける中、今日も多数の患者が来院した。コナーは13歳の少年ブランドンの大動脈縮窄症のオペを控えていた。普通は赤ん坊の頃発見され手術を受ける疾患だが、石油労働者の父ミッチがナイジェリア勤務だったため、ずっと気づかれなかった。オペが無事終わり、コナーは数ヶ月で元気になると約束。ところがその直後…。
シカゴ・メッドがランサムウェアに感染。ハッカーは身代金を要求してきた。グッドウィンは脅迫には屈しないと決め、IT部に駆除を命じた。電子カルテもレントゲンも使えず病院は大混乱に陥る。そんな中、グッドウィンの元夫バートが現れた。転倒して手首を折った恋人ライラと共に…。7歳のデズモンドは息切れと高熱、リンパ節の腫れがあった。
ナタリーは忙しくて息子との時間が持てず、後ろめたさを感じていた。そこへ来たのは3歳児トロイと母親エミリア。トロイは両脚麻痺と歯肉の潰瘍と痩せがあったが、原因がわからない。ところがエミリアが、日中トロイを近所に預けていて食事内容を把握せず、帰宅後は好物しか与えていないとわかり、追加検査をしたところビタミンC不足による壊血病と判明した。
ロビンが精神科の診察を受けることになり、チャールズが推薦するサラが担当を任された。グッドウィンは、チャールズが治療に口を出したいためにサラを利用するつもりではと疑った。彼がそれとなく助言したりロビンの電子カルテを盗み見ようとしたため、サラも同じ疑問を抱く。
ロビンは統合失調症と診断された。しかしコナーは措置入院を不当と感じ、退院を画策する。今日は医学生のマッチデー。エイプリルは、ノアの結果を気にするイーサンに、幸運の白い蝶を見たと言って、メッドのEDに受かる事を期待する。しかしジェフが第一志望に受かった事を知らされる。そこへ、倒れて車に撥ねられたゲイリーが搬送された。
ロビンがEDに担ぎ込まれ、チャールズは寝食を忘れて付き添う。その間にお騒がせ患者ジャック・ケロッグが来院し、彼に会わせろと要求。いつでも診察する約束だと言って居座った。一方レイサムのイチ押し新フェロー、エヴァを紹介されたコナーは、その無遠慮な物言いに反感を抱く。