アビーは子宮からの大量出血により危険な状態となっていた。胎児は無事だったが、腹部を圧迫したために陣痛が始まってしまう。一方サムとアレックスを人質に病院を抜け出したスティーブたちは、追跡するパトカーたちを振り切りながら逃走を続ける。しかし途中で仲間割れを起こし……。
救急隊員のゲイツがカウンティーへやって来る。しかし患者を搬送しに来た様子はなく、ニーラは不思議に思う。緊急の帝王切開によって未熟児を出産したアビー。赤ちゃんの経過は思わしくなく、アビーはコバッチュと共に、NICUで赤ちゃんを見守っていた。するとそこに、アビーの母マギーが現れる。
外科のインターンとなり張り切るニーラ。しかし、チーフレジデントのクレンショーに目をつけられ、オペから外されるなどの徹底的ないじめを受ける。アンダーソンという名の老人が搬送されてきた。うっ血性心不全の病歴があるため、それに沿った治療を施すプラットたち。ところが突然、アンダーソンの容態が急変、重篤な状態になる。
ベビーシッターを雇うことを提案するアビー。しかし、子供を他人に育ててもらいたくないとコバッチュに反対される。不満に思うアビーだったが……。息子の一人、マックスが出場するサッカーの試合の応援にやってきたモリス。マックスの活躍ぶりに大興奮のモリスだったが、つい熱くなりすぎて、同じく子供の応援に来ていた父親と争いになる。
産休を終え現場に復帰するアビー。ブランクで腕が錆びついているのではと不安だったが、すぐに勘を取り戻していく。そして消化管出血で重篤だった患者を、大動脈内にバルーンを入れて止血するという大胆な治療法で救う。患者のエイムスに訴えられ、出廷するコバッチュ。弁護士たちの助言を受けて証言台に立つが、原告側の厳しい追及によって思わず興奮し、裁判官から注意を受ける。
交通事故で二人の急患が運ばれてくる。うち一人は重傷で、ニーラたちの懸命の努力も虚しく死亡する。駆けつけた妻にそのことを告げるニーラ。すると妻はショックで急性心不全を起こし、昏倒してしまう。エイムス事件の判決を控え気が重いコバッチュは、仕事を言い訳にして出廷を避けようとする。そんなコバッチュを見かねて、勇気づけるウィーバー。コバッチュは意を決し法廷に向かう。
風邪の症状を訴える青年ウィリスを診察するモリスとサム。しかしこのウィリスがとても凶暴で、二人は手を焼く。診察の結果、心臓病を患っていることが分かるが、ウィリスは全く耳を貸さずに帰ってしまう。しばらくして、けんかをした二人の患者が運ばれてくるが、その一人はウィリスだった。ところが彼は違う名前を名乗り、性格もまるで異なっていた。
雨の中をホームレスの少年たちがやって来る。一人の少年がフェンスから落ちて頭を打ったということだったが、診察の結果、少年が狂犬病にかかっていると分かる。狂犬病の死亡率は非常に高く、助かる可能性はほとんどない。しかし少年たちは、ニーラが奇跡を起こしてくれると信じ、彼女を「ブルーレディ」と呼ぶのだった。
アビーは突然、ヘリでの搬送依頼で呼び出されて現場に急行するが、患者は88歳という高齢で、老衰による死亡はほぼ確実だった。搬送をするよりも、ここで家族に看取られる方が幸せだと主張するアビー。しかし患者の家族とヘリの救急隊員はあくまで搬送すると、これを退ける。
ゲイツのアパートでの一件以来、ゲイツに対し冷たい態度を取るニーラ。しかしゲイツを思う気持ちはさらに強くなってきているようだ。エイムスの幻影に悩まされるコバッチュ。ついに耐え切れなくなった彼は……。
ホームレスの少年テラーが再びニーラを訪ねてきた。仲間の少女が病気で苦しんでいると言う。少年たちが暮らす廃墟ビルへとやって来たゲイツとレイ。そこには今にも出産しそうな15歳の少女の姿があった。
消化管出血による吐血で搬送されてきた急患の治療に当たるプラット。しかし対応の遅れにより、患者を死なせてしまう。原因はある薬を服用していたことだったのだが……。一方、上層部から予算の削減を言い渡され、スタッフドクターを解雇しなければならなくなったコバッチュは苦悩する。
教会クリニックの薬を服用した患者が死亡したことにより、州政府の医療委員会は調査を開始する。ケリーにとって、今日はカウンティー最後の日。彼女はたくさんの思い出が詰まったこの場所とスタッフたちに別れを告げる。
サラからメグの異常を知らせる連絡を受け、現場へと急行するゲイツとニーラ。そこには抗鬱剤を大量に飲み自殺を図るメグの姿があった。コバッチュ宅に侵入したエイムスは、アビーを使ってコバッチュを呼び出し、今は空き家となったかつての自宅へと連れていく。
教会クリニックが開業医法に反するとして、医療委員会の聴聞会に出席するプラット。医師免許の一時停止処分は免れないと思われたが……。嘔吐を続ける芸人志望の患者サイモンを診察するアビー。ただの胃腸炎かと思われたが、検査の結果、重い白血病を患っており、余命もわずかであることが分かる。
アレックスが警察官に連れられてサムのもとへやって来る。コインランドリーで小銭を盗み補導されたのだ。不祥事を繰り返すアレックスに、頭を悩ませるサム。真剣に話し合おうとするが、アレックスは部屋に閉じこもり向き合おうとしない。同僚のマニッシが見知らぬ女性に腎臓を提供すると知り、驚くニーラ。しかし後に、マニッシがレシピエントの女性から謝礼金を受け取ることになっていると知る。
結婚の準備を進めるアビーとコバッチュ。周りにはまだ秘密にしていたのだが、二人の話題にウェディングケーキや旅行などが出てきたことから、ホープが鋭く察知してしまう。ギャングの抗争と思われる銃撃戦があり、黒人の親子と少年が運ばれてくる。胸を撃たれた父親のマリオは、20年の刑期を終えたばかりのギャングで、初めは少年に撃たれた被害者だと訴えていたのだが……。
医学生メイ・リーをひいきするドゥベンコに怒りを覚えるニーラ。自動車事故で搬送されてきた女性患者の治療でも、ドゥベンコはメイ・リーを優先させ、ニーラはその場を外されてしまう。ホスピスから末期ガンの患者が運ばれてくる。カメラを持った付添いの女性がしつこくシャッターを切るため、注意するサム。彼女はダイアナという名の報道写真家だった。
護身術の講習会で、指導に当たっていた警官を殴り倒してしまったサム。脱臼を整復し車椅子に乗せて退院させようとしたところに、一台の車が猛スピードで突っ込んでくる。中にはドライバーと意識不明の少年二人が乗っていたが、ドライバーがアルメニア語しか話せないため、まったく事態が把握できない。
医療委員会の監査を受け、必要な基準を満たしていないということになり、ERは一時閉鎖をして設備を整えることになる。閉鎖まで12時間とアンスポーに言い渡されたコバッチュは、患者とスタッフの振り分けに頭を悩ませる。救急隊員となって急患を運ぶチャズ。プラットも兄として誇らしく思うが……。
コバッチュが主催する食事会に、正装して現れるERのスタッフたち。指定の場所はレンタルスペースで、豪華な料理や酒が並べられていた。ニーラにつきまとうゲイツが気に入らないレイは、酒に酔った勢いでゲイツと口論し……。
改修工事が終わり、診療を再開するER。今日はコバッチュがER部長を務める最後の日。後任が気になるスタッフたちだが、そこにICU部長のモレッティが現れる。モレッティの尊大な態度と口の悪さに、早速、皆は不満を募らせる。
新しいER部長としてモレッティがやって来る。そのやり方がERの気風に馴染まず、スタッフたちは受け入れることができない。一方、連絡が途絶えているレイを心配するニーラの携帯に、レイから連絡が入った。