エリサとエリックは、戦争で親を亡くした十代の孤児だ。二人は生活のために、街の郊外にあるアパートを写真スタジオに改装し、それに没頭する。二人はまるで天界に生きる存在のように、外界との繋がりを断っている。唯一の外界との接点は、忠実な友人ジャックだけだが、彼もまた社会生活から身を引いている。そんな二人は、亡くなった母親の友人であるジャン夫人を通して、外界との繋がりを取り戻そうとする。エリサはジャン夫人から歌のレッスンを受けるようになる。二人は平和に暮らしていたが、エリサが恋に落ちた青年が、エリックと共にアメリカへ旅立ち、エリサはフランスに一人取り残されてしまう。
